【コクヨ ワークスタイル研究所 所長インタビュー】街全体がオフィスの時代へ 「好きな場所で働くのが理想」
コクヨ ワークスタイル研究所
若原 強 所長
1357号 (2019/04/15発行) 18面
・コクヨは、ABW(Activity Based Working)を生かした働き方やオフィス空間構築の提案を行う
・ABWとは、時間と場所を自由に選んで働くことができること
・オフィスへの予算のかけ方がコストから、先行投資へと考えが変わった
コクヨ ワークスタイル研究所 若原 強 所長
「働く場所も住む場所も、1カ所に限定する必要のない時代がきている」―――コクヨ(大阪府大阪市)の若原強ワークスタイル研究所所長は、こう語る。同社は数年前から、クライアントにABW(Activity Based Working)を生かした働き方やオフィス空間構築の提案を行う。同氏が、オフィストレンドと今後の見通しを語った。
オフィス投資は先行投資に
――ABWとは、どのような考えですか。
時間と場所を、自由に選んで働くことができることです。もともとオランダ発祥のワークスタイルで、グーグルやマイクロソフトなどのグローバル企業で採用するケースが増えています。フリーアドレスやモバイルツールを活用し、働く人が今すべき仕事に対して、いつ・どこでやるのが最も効率が良いかを自ら決められます。
――研究所では、どんな研究をしていますか。

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