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【建材・設備流通トップインタビュー】ナカザワ建販、「施工、IT支援も販売店の役割」

ナカザワ建販
中澤秀紀 社長
1398号 (2020/02/24発行) 3面
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ナカザワ建販 中澤秀紀 社長ナカザワ建販 中澤秀紀 社長

外装、断熱工事...年1000棟超

 「物流、施工、IT、この3つが今後強化するテーマです」。こう語るのは関西を地盤に建材販売事業を手掛けるナカザワ建販(大阪府和泉市)の中澤秀紀社長。同社はあらゆる工事の施工や、ビルダーの業務効率化を支援するためのITシステムを開発・販売するなど、従来型の建材販売店とは異なるビジネスモデルで成長を続けている。年商は230億円で、この10年の間で倍以上の伸びを見せている。

ただの建材屋はNG

――中澤社長は2018年4月に社長に就任し、現在は37歳と、建材流通業界の中では極めて若い経営者です。この業界でさらに事業を拡大していくために、何が重要だと思いますか。

 物流力、施工力、ITだと思っています。この先ただの「建材屋」では生き残れないと考えていまして、それ以外の役割、機能を強化したいと。例えば、私どもの会社には社員の大工が22人います。さらにグループ全体では100人ほどの大工部隊がいて、あらゆる工事のサポートをしています。

――ナカザワ建販にはグループ会社が多数ありますが、施工を手掛ける会社が多い。

 例えば、私どもの工場では外壁材やサイディングのプレカットをしているのですが、グループのナカザワワークスという会社では外装施工を行っていて、年間1100棟ほどの実績があります。大阪で台風があったとき、屋根工事屋さんがいなくて、自社の大工で工事をやり始めたんですね。ですから今では屋根も自社施工でできます。

ナカザワ建販 本社も自社施工し、中・大規模建築にもチャレンジ本社も自社施工し、中・大規模建築にもチャレンジ

材工は売上高の4割

――それ以外の工事は。

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