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【コムテックス社長インタビュー】工程の進捗をワンタップ伝達

コムテックス
後藤敏郎 社長
1421号(2020/08/17)14面
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コムテックス 後藤敏郎 社長コムテックス 後藤敏郎 社長

システム開発等を行うコムテックス(富山県高岡市)が開発した現場管理アプリ「kizuku(キズク)」の利用社数が3万6000社(2020年6月末時点)に広がっている。さまざまな現場管理アプリが登場する中で、支持される理由は何か。後藤敏郎社長に聞いた。

コミュニケーションを軸に状況を共有

――kizukuで、できることを教えてください。

現場にかかわるスタッフ間でコミュニケーションが取れるチャット機能のほか、写真や図面データをクラウド上で共有できる機能、スケジュール機能、物件・工程管理、施工・検査報告書作成機能などが標準搭載されています。ほかに、流通各社と連携した電子受発注機能、指定業者のスケジュール管理のフォローをする「業者スケジュール」などの機能もあります。

――続々と登場する現場管理アプリの中で、kizukuの強みはどこでしょう。

一言で言うと、シンプルさです。進捗報告や確認作業、指示出しなど、現場で必要なことはすべて、チャットツールである「現場トーク」上でやりとりができます。中でも好評なのが、工程の進捗を1タップで伝えられるスタンプ機能。「吹付断熱工事開始」「配管工事完了」など、スタンプを押すだけで重要な進捗報告が完了します。誰がいつ既読状態になったのかも確認できるので、メッセージが埋もれてしまうこともありません。

――使いやすさが支持されている理由なのですね。

そうですね。実際に、他社システムから乗り換えられる理由のほとんどが「シンプルだから」です。現場に入る職人さんからすれば、トーク画面だけを見ておけば進捗状況がほぼわかる。それだけで、次工程の準備がスムーズになります。Kizukuに搭載されている機能そのものは珍しいものではありませんが、とにかく簡単に使えるように整えました。おかげさまで職人さんたちには「すごく便利だね」と言ってもらえます。

コムテックス スタンプなどで利用しやすさを向上スタンプなどで利用しやすさを向上

職人目線で開発

――現場管理アプリに着目されたきっかけは何でしょう。

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