コンピュータシステム研究所 建築事業部副事業部長 上野健 氏
「ALTA Revolution」発売
コンピュータシステム研究所(宮城県仙台市)は、住宅プレゼンシステム「ALTA」シリーズの最新版「ALTA Revolution」を開発、販売を開始した。今回、既存のシステムより大幅にバージョンアップされている。その内容を建築事業部副事業部長の上野健氏に聞いた。
――今回発売された「ALTA Revolution」は「革命」という名称からも大きな変化があるようですが。
ALTAはプラン作成やプレゼンの間取り入力、図面、見積もり、構造計算などができる住宅営業支援システムです。今回のバージョンアップでは、プレゼンのCGや見積もりエンジン、伏図のエンジンなど多くの機能を変えています。
サービス料金モデルも刷新しました。ソフトの費用と保守までが一体となったサブスクモデルになっています。
――リモート商談向けのプレゼン機能はどういった機能があるのですか。
ZoomやTeamsでの打ち合わせ時、画面共有しながら目の前でプラン変更することができます。
LINEやウェブを介してヴァーチャルツアーをお客さんに体験してもらう際に、LINEで送信可能なパノラマデータを簡単に作成することもできます。
2013年にリリースしたALTAで作成したプランをiPadで確認できる専用アプリ「iALTA」を拡張し、iOS版とウェブ版を作りました。
お客さんの中にはALTAでパースを作り、いくつか貼り付けてメールで簡易的に送っている方も多いようで、それでも反応はいいと聞きます。メールで送れない画像などはウェブ版の「iALTA」でQRコードを発行してお客さんに送ることで対応することができます。
――今までのALTAの特長は入力が簡単である点でしたが。

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