アサヒアレックスホールディングス、タイで「中古仲介+リフォーム」 ハウスドゥと連携し店舗開設
注文住宅などを手掛けるアサヒアレックスホールディングス(新潟県新潟市)は2016年、タイにリフォーム事業を営む現地法人「アサヒアレックスアジア」(バンコク市)を設立。今年からは不動産FC「ハウスドゥ」を展開するAnd Doホールディングス(東京都千代田区)とタッグを組み、現地の分譲マンションや店舗の売買とリフォームをワンストップで提供している。進出のきっかけと今後の展開について、石倉茂雄会長に話を聞いた。
日本の快適な水回りライフを伝えたい
石倉茂雄会長
──タイに進出したきっかけは何だったのでしょうか。
取引先の会社にタイ工場があり、現地を視察したことがあるのですが、水回り環境がとても悪くて驚きました。日本では温水洗浄便座の普及率が8割を超えていますが、向こうは抗菌もされていない鉄砲水のようなものが出る便座だけなのです。
──今年からハウスドゥと連携し、不動産を含めて事業展開を開始しました。タイではそうした事業モデルはあるのでしょうか。
少ないと思います。実はタイの不動産は免許制ではなく、誰でもできる。怪しいところもあるので、だからこそ、安心を提供しながら不動産とリフォームの両方を提供できることを売りにしようと思ったのです。コロナ禍が引き金になって、リフォームだけでは流通が厳しいと考えていた折、ハウスドゥさんと知り合い、一緒にやろうということになり、昨年1月に契約し、今年3月に1号店を出店しました。
──タイでの中古住宅価格とリフォーム単価はどのくらいなのでしょうか。
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