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メディカル・スペースデザイン、インテリ...

メディカル・スペースデザイン、インテリアと医学をコラボ

メディカル・スペースデザイン
乾 真理子 代表
1081号 (2013/07/23発行) 20面
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メディカル・スペースデザイン 乾 真理子代表

メディカル・スペースデザイン 乾 真理子代表

色彩・香り・音など、五感に訴える内装提案

「インテリア医学」をコンセプトに掲げ、室内環境が人の身体や心にどのような影響を与えるのかを研究しているインテリアコーディネーターがいる。メディカル・スペースデザイン(大阪府八尾市)代表の乾真理子さんだ。精神的な安らぎや心地良さを感じられ、自己治癒力を高められる空間づくりを精力的に手掛けている。その乾さんに取材した。

身体に優しいインテリア商材を活用

 ―――そもそも「インテリア医学」とは。

 インテリアというと、外見上の美しさやセンスの良さなどが大切だと思われがちです。ところが最近では、それだけでなく、インテリアが人の身体や心に直接的な影響を与えることが明らかになってきました。アレルギーやシックハウス症候群、環境ホルモンを含む素材などもそうですし、色や香りなど人の五感に働きかける作用まで、室内環境が人に与える影響はとても大きなものだと考えています。

 ―――具体的にはどんな提案をされるのですか。

 人の五感に訴えるインテリアで、リラックス感や心地良さを得られるような空間演出を提案しています。具体的には、色の持つ力を活用した色彩コーディネートや、癒しを感じられるライティング手法などを用います。その他にも調湿性のある機能建材や冷暖房効率をアップさせるウィンドウトリートメント、さらにお花や観葉植物など、身体に優しいインテリア商材を適材適所で活用しています。

 ―――様々なアプローチ手法で快適空間をつくられているのですね。

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