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横田満康建築研究所工事原価をオープンに...

横田満康建築研究所 工事原価をオープンにし信用を獲得

横田満康建築研究所
横田満康 社長
1082号 (2013/07/30発行) 28面
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リフォーム産業フェア+工務店フェア2013セミナーリポート(3)
横田満康建築研究所 横田満康社長

リフォーム産業フェア+工務店フェア2013 in 東京ビッグサイト
フェアで行われたセミナーを紙面で紹介いたします。第3弾は、他社との差別化に成功している横田満康建築研究所です!

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平均単価1000万円超のリノベーションで数ヶ月先まで予約いっぱい

既存の大手ブランドだけでなく他業種からの新規参入もあり、リフォームの受注競争は激しさを増している。そんな状況下でも、横田満康建築研究所は高額の依頼が絶えない。横田満康社長は、生き残るためには技術力を売ることが重要だと言う。

大切な空間のリフォームに時間をかけるの当たり前

 私たちの会社は東京に進出してまだ5年ですが、もう1年先まで仕事が詰まっていて、4月の時点で今年の受注は終わったとホームページで告知しています。この告知をしても、まだ依頼がきます。そこで私がお客さんに返信する内容は、まず打ち合わせに時間がかかりますよ、ということ。二カ月から四カ月、施工まで八カ月かかることもあります、と。それでもお客さんは待ってくれます。なぜかと言えば、これからリフォームする場所が、莫大な財産をかけて何十年も住む、お客さんにとってとても大切な空間だからです。  よくある一週間で見積もりというような、早く安くは、私は間違いだと思っています。大切な空間が、そんな短期間の安易な見積もりでいいのかと。最初にお客さんがいらしたときに、そのへんの趣旨をよく説明します。するとお客さん自身から厚みのある答えが返ってくるのです。  その上で30万円のプラン料を頂くことにしています。当然、それだけのプラン料を払う人は逃げません。結果、成約率は98%、リフォームの平均単価は1500万円くらいになります。

仕事の質をクライアントに見せることで信頼を得る

 クライアントがそこまで待ってくれる、その秘密はホームページにもあります。私たちの会社のホームページには、施工内容がほとんどすべて、200物件以上載っています。ブランド力が弱い中小店が生き残るには技術力を売ること、仕事の質をクライアントに見せることです。 そこでリフォーム内容が消費者に分かるホームページ作りが大切になってきます。内容が分からないものにクライアントは付いてきません。自社のオリジナルを載せることでクライアントの信用を得るのです。

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