セカイエ 髙間舘紘平社長
リフォームのネット通販サイト「リノコ」を運営するセカイエ(大阪府大阪市)。サイト開設から3年半で月商2億円に届く勢いだ。商品群をさらに拡充しながら、パートナーである工務店の精査に力を入れ、サービス品質の向上に努めている。髙間舘紘平社長に聞いた。
売れ筋は壁紙から水まわり商品へ
――今期は20~30億円の売り上げ目標を掲げていました。
おおむね狙い通りです。月間の成約件数は400~500件で、平均単価はおよそ40万円。70万円から100万円級のリフォームも増えてきました。この一年で2倍になっています。サイトへのアクセス数も伸び、月間のユニークユーザー数は40万に達しています。
――単価アップの要因は何でしょうか。
水まわり商品の売れ行きが伸びたのが理由です。一年前壁紙がトップでしたが、現在は水まわり商品が売り上げの半分を占めています。キッチン、風呂、トイレ、洗面台だけで見ると、平均単価は60万円ほどになります。
――商材もずいぶん増えました。リフォームアイテムはほぼ網羅していますか。
20カテゴリーあり、壁紙、床、水まわりはもちろん、塗装、窓、建具、シロアリ、断熱までそろえています。でも、まだ網羅するところまではいっていません。最近は建て付け収納、デザインリノベーションなどのニーズが高まっているので、来期はこれらを強化したいと考えています。

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