開口部の断熱改修を推進する補助金事業「先進的窓リノベ2025事業(環境省主幹)」の開始にあたり、情報発信サイト「先進的窓リノベ2025情報ステーション」が開設された。
同事業に関する情報を発信するポータルサイトで、リフォーム事業者だけでなく、地方自治体や一般消費者への普及促進を狙いとしている。
サイトでは、断熱リフォームの効果や補助制度の内容を分かりやすく紹介。具体的には、戸建住宅・分譲集合住宅・賃貸集合住宅の3タイプ別に作成された広報チラシ、2024年に開催されたオンラインセミナーを編集した解説動画、さらに断熱リフォームによる光熱費・CO2排出量削減効果をまとめたシミュレーション資料を公開している。
同サイトではこのほか全国の自治体による住宅省エネ施策の取組事例や、断熱リフォームに関する相談窓口も紹介。自治体担当者が直接相談できる体制を整えることで、地域単位での普及促進にもつなげる方針だ。
環境省によれば、住宅における熱損失の約6割は窓やドアといった開口部から生じており、既存住宅の約7割が単板ガラス・一重アルミサッシなどの断熱性が低い窓を使用しているという。今後は、本ポータルサイトを通じて断熱リフォームの効果を広く訴求し、家庭の省エネおよびCO2削減対策の強化を図る。
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