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新築を建てたら年1回の「健康診断」アフターを徹底、150棟ビルダーが実行する顧客満足度アップ策

新築を建てたら年1回の「健康診断」アフターを徹底、150棟ビルダーが実行する顧客満足度アップ策

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年一の「健康診断」で生涯顧客獲得
困りごとには13人の自社大工が即座対応

善匠 チェックシートに基づき1年ごとに定期点検を行うチェックシートに基づき1年ごとに定期点検を行う。外部、内部、床下などの計30項目

新築を年150棟ほど手がける善匠(愛知県名古屋市・年商40億円)は、OB客とのアフターフォローに全力を尽くす。同社の定期点検は1年おき。アフターメンテナンス課の社員が、毎週4、5棟、年間200棟ほど顧客宅を回る。

定期点検は基本的に無料でほとんど利益にはならない。だが、顧客満足度を高めた結果、紹介が相次ぎ、5年前は年間棟数50棟だったのが二年前に100棟に倍増。今年は180棟を目標に成長する。毎年、売り上げも15%ほど増加している。

「通常の工務店だと1年、2年、5年、10年が一般的なサイクルですが、我が社では、1カ月後の点検の後、『お家の健康診断』と題して、毎年点検を行っています。住宅の『かかりつけ医』でありたいと思っています。創業10年、最初は年数棟だったのですが、ここ数年は100棟ペースで引き渡しを行っています」と前田裕弘常務はその効果を口にする。

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