- トップ
- > 不動産・デベロッパー
- > 不動産売却チャンネルに登録者6万人超、ワイズワンホ...
vol.54
YouTubeをきっかけに数多くの不動産売却相談を受けているのが売買仲介事業を手掛けるワイズワンホーム(兵庫県西宮市)だ。山中英紀社長自らが動画に登場し、不動産業界の裏側や本音を発信することでファンを獲得している。
YouTubeで業界の裏側や本音を発信
500本の動画
消費者が知りたいこと、という視点からテーマを深めて動画を作成
同社の設立は2019年。兵庫をメインとし、東京、大阪を含め3拠点で不動産の売買仲介や買取再販を行っている。従業員数は11名で、うち4名が営業マン。山中社長が2006年に設立した工務店「ワイズテック(同市)」の不動産部門を分社化してできた会社だ。売上高はワイズワンホーム単体で約2億円、グループ売上高は約3億5000万円だ。
ワイズワンホームの売買仲介実績は年間75件ほど。成約金額は3000万〜4000万円。手数料単価は約120万円。設立当初は客付けの集客もしていたが、現在は「売却」相談の専門店という切り口で営業活動を展開。そのため、取引の多くが売却仲介。「今は競合が増えていますが、始めた頃は売却をメインに打ち出す不動産会社はそこまで多くなかった」と山中社長は語る。
売却情報を集めるために効果を発揮しているのが運営しているYouTubeだ。同社は4年前に「不動産売却チャンネル」を開設。動画は「不動産業界の闇を暴く」がコンセプト。不動産の売却で悩むユーザーに対して、プロである山中社長が徹底的に情報提供していくというスタイル。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/08更新)
-
1655号(2025/07/07発行)8面
-
1655号(2025/07/07発行)4面
-
1654号(2025/06/23発行)29面
-
WEB限定記事(2025/06/30更新)