- トップ
- > 不動産・デベロッパー
- > 売買業務のDX活用事例公開ビッグサイトでセミナー開催
不動産業界に特化したDX支援サービスを提供するいえらぶGROUP(東京都新宿区)は6月4日、東京ビッグサイトで開催された「賃貸住宅 管理・仲介EXPO2025」内で「生成AI×不動産売買業務のDX!最新活用事例を公開」セミナーを行った。不動産会社関係者など100人近くの方が出席し、生成AIの実状や活用方法について学んだ。
セミナーの様子
セミナーでは、これまで約1万社の不動産会社に対応してきた執行役員の三津田貴紀氏が「AIは人の仕事を奪うのではなく、不動産業務を支える実践的なパートナー」と話し、OpenAI社の「ChatGPT」や、Googleの「Gemini(ジェミニ)」がリリースから短期間で性能が飛躍的に向上していることを紹介。同社が実施したアンケートで、不動産業界におけるAIの活用状況について、41.4%が「利用したことがある」、71.6%が「利用したい」と回答したことや、賃貸では利用が浸透する一方、売買では10〜20%にとどまる現状を報告。また、利用によって「単純作業や準備の時間が減った」「文章作成や社内でのやり取りが楽になった」「アイデアや企画出しがしやすくなった」などの声を紹介した。
続いて「不動産業界での生成AIへの期待」として、物件紹介文や契約書類の作成、顧客傾向のデータ分析など、手作業で経験や勘に頼りがちだった業務をAIに任せることで、検討の選択肢が広がり労働時間の大幅な削減が可能になることを指摘した。
その後、AIを用いたチャット対応や物件検知システムなど、導入済み企業の活用実例を紹介。三津田氏は「時短と省力化した分を人間にしかできない業務に集中することで、顧客に対して、より深くメリットある提案ができるようになる。まずは、効果の出やすい業務から小さく始めるのがおすすめ」と締めくくった。
同社執行役員の三津田貴紀氏
担当:小玉、秋吉、富井
電話番号 03-6911-3955
FAX 03-6911-3956 メール pr@ielove-group.jp
いえらぶGROUPは、「いい家選ぶ、いえらぶ。」のミッションステートメントをもとに、誰もが安心した住まい選びができる明日をつくります。
不動産業界向けのバーティカルSaaS「いえらぶCLOUD」「いえらぶBB」は全国25,000社以上で利用されており、利用企業のDXを推進しています。
また、グループ各社で「家賃保証」「ライフライン取次」「駐車場運営管理」「SNS・動画」「賃貸管理業務BPO」「AI間取り」など幅広い業務支援も事業展開中。
今後も業界への利益相反の観点から、不動産取引業には参入せず、誰もが安心して利用できる、公平な不動産プラットフォームを実現していきます。
2025年7月開催予定のいえらぶ本社での生成AIセミナーはこちら

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/08更新)
-
1655号(2025/07/07発行)8面
-
1655号(2025/07/07発行)4面
-
1654号(2025/06/23発行)29面