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サイトセンシング、紙図面から3Dデータ化360度表示で管理を効率化

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サイトセンシング、紙図面から3Dデータ化 360度表示で管理を効率化

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サイトセンシング(東京都千代田区)は、2次元の紙図面から建築物の3Dデジタルモデル化を行う「紙図面→3Dデジタルモデル化サービス」を提供。マンションやビルなど大型建築物建物を360度から鮮明に表示できるようになるため、管理・修繕時などに役立つサービスとなっている。

サイトセンシング、紙図面から3Dデータ化 360度表示で管理を効率化

同サービスは、まずは紙の平面・立面・断面図をスキャナーでPDFデータ化。それをサイトセンシングが、画像を組み立てていくように3Dモデル化していく。建物の規模や形状によって異なるが、PDFデータから3Dモデルのデータ納品までの期間は1~4日、費用は1棟あたり10万~30万円となる。

2017年には、完成した3Dデータを活用した積算・修繕履歴管理システム「TC3ARD(ティーシーサード)」を東急コミュニティー(東京都世田谷区)と共同開発。マンション基本情報を入れ込むことや、修繕履歴を時系列に入力することが可能だ。ウォークスルー機能もあり、工事箇所の確認や足場設置のシミュレーションを行うことができる。加えて、箇所ごとの面積を簡単に計測できる機能により、工事積算業務の効率化にもつながる。

今後はTC3ARDと同じシステムの外部販売も検討中だ。「紙ベースだと5日かかる数量積算が1日で終わり、大幅な能率アップが可能になります。今後は導入企業を横展開して、TC3ARDの開発時から目指してきた建築業界のプラットフォーム化につなげられたらと考えています」(平林隆社長)

サイトセンシング 平林隆社長平林隆社長

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