スタジオアンビルト(愛知県名古屋市・森下敬司社長)は2月27日、AIで土地の形状から間取りを検索できる機能(ベータ版)を追加した。土地に合う間取りを約3分で提案。同じ土地に当てはまる複数の間取りを顧客に提示することが可能となる。
住宅事業者向けの営業支援ツール「madreeデータバンク」に新たに実装
この機能は、注文住宅を手掛ける事業者向けの営業支援ツール「madreeデータバンク」に新たに実装したもの。同アプリには、madree登録の建築家が作成した4000枚、1万6000パターンの間取りを収録。その中から顧客の希望条件に合ったものを検索し、複数案を提示する。同社の調査によれば、3人に2人は間取りが原因で候補リストから工務店やハウスメーカーを除外している。こうした失注を防ぐため、同社は本アプリによる間取りの提案力で成約率の向上をサポートしてきた。
新機能では、建設予定地の敷地図などから土地の形状をトレースか手書きすると、その土地に合う複数の間取りが検索できるようになる。これにより、土地の購入を検討する顧客の後押しをする。
森下敬司社長

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