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性能向上リノベした販売物件を、独自基準T-HASで査定

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性能向上リノベした販売物件を、独自基準T-HASで査定

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性能向上リノベした販売物件を、独自基準T-HASで査定

建材や住設機器流通を手掛けるミヨシ産業(鳥取県米子市)が中心となって運営するとっとり健康・省エネ住宅推進協議会と鳥取県住宅ストック性能向上コンソーシアム事務局は、独自の住宅評価システム「T-HAS(ティーハス)」を使って全国の性能向上リノベーション物件を査定する。

T-HASは、鳥取県が独自開発した中古戸建ての評価システム。築年数や床面積だけでなく、家の品質やリフォームの有無や内容、メンテナンスの状況に加え、耐震や省エネなど既存物件の状態も含めて査定する。断熱・気密・耐震の性能に加え、屋根や基礎といった各部位の残存年数をもとに、既存物件やリフォーム後の物件の資産価値をより正しく算出するのが狙いだ。

性能の基準は、鳥取県独自の住宅性能基準を基にする。新築性能基準「NE-ST」であれば評価を上乗せし、住宅改修基準の「ReNE-ST(リ・ネスト)」でリフォームした場合は評価を復元する。いずれも、国のZEH基準を超えるUA値0.48以上を目指すものだ。

査定物件は、新耐震基準または耐震改修を行った住宅、断熱性能など性能向上改修を行った住宅、販売する住宅。構造は問わない。査定した物件には、県から評価書を贈呈する予定だ。

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