米シアトルで住宅リモデル視察ツアー 10月に開催

シアトルの有力リフォーム事業者などを見学

一般社団法人国際建材・設備産業協会（IBMF、東京都）は10月16日から21日まで、米国ワシントン州シアトルで住宅リモデル現場を視察するツアーを実施する。省エネ規制や資材価格高騰、人材不足といった課題がある中でも成長を続ける米リモデル市場の最新事例を、日本の業界関係者に直接体感してもらうのが狙いだ。

現地では、建築教育機関SBECでの講習や工事現場見学、米国大手ショールームの視察、実際に居住しているリモデル住宅の訪問を予定。現場ではデザイナーや施工業者、オーナーから直接話を聞く機会を設けるほか、「NWシアトル・リモデールドホームズツアー」にも参加する。

シアトルはハイテク産業の集積による人口増加で住宅需要が旺盛。2024年の米リモデル市場は73兆円超とされ、同協会は「米国の先進的なデザイン提案力やマーケティング力を学び、日本の住宅再生に生かしてほしい」としている。

旅行代金は会員が59万8000円から、一般は62万8000円から（燃油サーチャージ、諸税別）。申込締切は9月5日、同社まで。