東南アジア進出の営業拠点に
パナホーム(大阪府豊中市)は、海外における同社初の戸建住宅試作棟(東南アジア仕様)の竣工に伴い、3月12日にマレーシアの首都クアラルンプールにおいてマスコミを対象としたオープニングセレモニーを開催した。
試作棟の外観
試作棟は、環境性能に優れた東南アジア版「エコアイディアの家」として建設され、太陽光発電システムや、HEMSなどのスマート設備を搭載。高水準の防水仕様や、大気汚染対策として光触媒の外壁タイルの採用、地中熱活用や複層ガラスのサッシなど各種断熱・遮熱技術を導入し、マレーシアにおける住環境の課題に対する提案を行っている。
同社は今後、マレーシアにおける戸建住宅事業の開始を足掛かりに東南アジアでの企業展開を目指しており、試作棟は、2012年5月に設立された現地子会社パナホームマレーシア(クアラルンプール)のモデルハウスとして運営され、住宅購入検討者に向けた営業拠点となる。

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