大和ハウス工業(大阪府大阪市)は、同社初の重量鉄骨ラーメン構造5階建て住宅「skye(スカイエ)」を首都圏で発売した。
初のラーメン構造5階建て住宅を発売
同社はこれまでに都市部の狭小地での建て替え層をターゲットとした軽量鉄骨造3階建て住宅商品「xevo03(ジーヴォ・ゼロサン)」を販売しているが、3階建てでは必要な床面積を取ることができない場合や、賃貸住宅や店舗の併用ができない場合もあった。このため、中層住宅ニーズに応える4・5階建て対応住宅商品「skye」を開発した。
同商品は、フロアを増やすだけでなく壁厚のロスを少なく仕上げることで、一般的な重量鉄骨造と比べ各階プラス1分の有効面積を確保。強度アップしたフレームシステムによって最大6370のワイドスパンを実現し設計の自由度を向上。
また、交通量の多いエリアで発生する共振現象への対策として、必要に応じてオリジナル制振装置「DMD(Duet MassDampe = デュエット・マス・ダンパー)」を設置するなど、都市部の狭小地で快適に暮らすための工夫が施されている。
本体工事価格は1坪あたり税込み82.5万円台から。販売目標は年間100棟。

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