ミサワホームがマンションリフォームを強化する。
同社のリフォーム旗艦企業として、1都5県でリフォームを展開するミサワホームイング(東京都杉並区)が初のマンションリフォームショールーム、「マンションリフォームプラザ」を東京都三鷹市に出店。渡邉一広社長は「好調であれば千葉、神奈川にもショールームを拡大したい」と意欲を見せている。
同ショールームは、ミサワホームが全国販売するマンションリフォーム定額商品Marm(マルム)の体験施設。マルムは、使用設備により3つのグレードに分かれているが、それぞれのキッチン、バス、トイレなど設備や内装すべてを体感できる。
マンションリフォーム定額商品マルムの体験施設
マルムはミサワホームが2010年に発売したスケルトンリフォーム商品。専有部の構造体のみを残して間取りや内装、設備機器を一新する。一般的なレギュラーパッケージは75㎡で約748万5000円(税別)。
「東京では4人に1人がマンション住まい。今後拡大が見込まれるマンションリフォーム希望客に対して積極的に訴求していく」(渡邉社長)
集客は、ショールーム周辺へのチラシ配布のほか、同社の11拠点でマンションリフォームを希望する消費者を呼び込んでいく。同ショールームは、オープンから1カ月経過したが、すでに成約が数件出ており、また、千葉からのバス見学会で40人が予約するなど、好調に集客できている。
同社は、ショールームで年間10億円の売り上げを目標としている。ミサワホームイングの今期年商見込みは前期比115%の238億円。

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