不動産経済研究所が発表した2013年の全国マンション市場動向によると、全国のマンション販売戸数は6年ぶりに10万戸を突破した。また、平均価格は3年ぶりに4000万円台に乗せた。
昨年1年間の全国の民間分譲マンション供給戸数は、前年比12.2%増の10万5282戸で、4年連続の増加となった。供給が10万戸の大台を突破するのは2007年の13万3670戸以来。
全国のマンション発売戸数推移
発売総額は22.4%増の約4兆3945億円で、市場規模は大幅に拡大した。2014年も、2013年に比べ4.5%増の11万戸になり、高水準を維持する見通し。首都圏が前年比23.8%増と大幅に増えて全体を牽引し、近畿、北海道、関東、中国も供給が増えた。
2013年の会社別の発売戸数は、三井不動産レジデンシャルが7476戸で、前年比45%増となり、初めて首位に立った。野村不動産が6517戸、住友不動産が5879戸で続く。

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2025/06/20掲載