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【ミラノサローネリポートvol.5(最終回)】変わるショールーム・「もの」ではなく「こと」にシフト

【ミラノサローネリポートvol.5(最終回)】変わるショールーム・「もの」ではなく「こと」にシフト

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ミラノサローネリポートvol.5

 5回にわたって連載してきたキッチンジャーナリストの本間美紀氏によるサローネリポートもいよいよ最終回。今回は、日本市場のキッチンの売り方の、一歩も二歩も先を行く海外ブランドのキッチンの魅力の伝え方をショールームを例に解説していく。

ミラノのポーゲンポールショールーム

オリジナル映像を使ってお客の気持ちを揺り動かすオリジナル映像を使ってお客の気持ちを揺り動かす

 ミラノサローネリポートも最終回となりました。私がこの数年のミラノ取材で注目しているのは、ものではなく、製品の「伝え方が変わった」ということです。

 ミラノの視察ではただものを見るのではなく、ショールームなどでも、できるだけコンセプトを聞いてみましょう。ものの並べ方、伝え方が大きく変わっていることが分かります。

 日本でも海外ブランドのキッチンとして知られている、ポーゲンポールのミラノショールームを例に挙げましょう。
中に入るとまず映画館のような大きなスクリーンが現れます。キッチンのショールームなのになぜ?と思いますが、それには理由がありました。同社の国際事業部長のバス・モル氏の説明は以下の通りです。

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