年1500件超の相談実績
空家・空地管理センター(埼玉県所沢市)は東京都が選ぶ「東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業」の、空き家の相談窓口5社に認定された。東京都と連携して空き家の発生抑制や有効活用を推進するもの。
同センターは2013年に設立、無料の相談業務をはじめ、空き家や空き地の管理業務を行う。毎年1500人から2000人が相談に訪れる。
メーンである相談の内容は、大きく2つに分かれる。1つは、まず空き家や空き地をどうしたらいいかわからないというもの。対応は、さまざまな提案をして出口を見つけていく。「売却か、リフォームか、投資か、それとも保存したいのか。その意志を確認し、相談者に道筋を立てる」(上田真一代表理事)
「借り上げする事業者に改修費用を投資してもらい、所有者に戻すか賃貸にするかは契約期間以内に決めてもらう」と同センター宅地建物取引士の髙橋巧太氏。利用計画がなく、収益性がないときは売却を勧める。だが、「維持するという場合は、借り上げ制度で現状のまま貸し出し可能です」(髙橋氏)
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