サンゲツ(愛知県名古屋市)は8月、2020年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表した。連結売上高は前年同期比1.6%増の388億8400万円、営業利益は94.5%増の18億7300万円、経常利益は同62.7%増の21億7000万円の増収増益となった。
その中で壁装事業の売上高は、5月発売の住宅向け見本帳「ファイン1000」、6月の量産壁紙見本帳「SP」の好調に加え、昨年の値上げなどから同6.2%増の146億3500万円。床材事業はオフィス市場の新築・リニューアルで繊維系床材見本帳「カーペットタイルDT/NT」が伸長し、売上高は同6.4%増の108億3500万円。ファブリック事業はワンプライスの「Simple Order」などが好調だったが、医療・福祉分野市場の縮小などから売上高は同3.4%減の19億5300万円となった。その結果インテリアセグメントの売上高は、同5.4%増の301億7300万円、営業利益は同69.7%増の19億7200万円だった。

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