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日本アクア、不燃性ウレタン断熱材を開発

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火災事故の発生リスクを削減

 現場発泡断熱材の原料の開発、施工、品質管理までを行う日本アクア(東京都港区)はこのほど、建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム「アクアモエン」を開発した。建築基準法に基づく不燃材料の規定に適合するものとして、国土交通大臣による認定を7月に取得。今年度の売上高1億円を目指す。

日本アクア 40秒間の燃焼性試験では、表面が炭化するだけで着火しない約1500℃の燃焼温度になるバーナーを用いた40秒間の燃焼性試験では、表面が炭化するだけで着火しない

 同商品は特殊樹脂配合により高い耐炎性能を実現。建築現場で発生する溶接や溶断の火花に触れても着火しにくいため、火災事故の発生リスクを削減することができる。

 工期の短縮も可能だ。従来の湿式不燃材の場合、ウレタンフォーム吹付け施工後、養生期間とプライマーの吹付けが必要。だが同商品は吹付け後、瞬時に硬化して乾燥時間がかからず、1回の施工で完了できる。

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