環境配慮型などの高付加価値製品が好調に推移
5月14日、菊水化学工業(愛知県名古屋市)が2020年3月期の決算を発表した。
連結売上高は前年同期比0.8%増の216億2200万円、営業利益は同18.7%増の3憶2800万円、経常利益は同23.3%増の3億4400万円、純利益は同8.1%増の1億5400万円となった。
消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動減や新型コロナウイルス感染拡大に伴う閉塞感により受注が伸び悩んだものの、断熱セラミック塗料や環境配慮型剥離剤など、環境への配慮や社会的な課題解決に向けた高付加価値製品が堅調に推移。非住宅においても、防耐火や石綿含有建築用仕上塗材の除去など、特殊工事が好調であったことから増収増益を達成した。

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