DIY需要の高まりからリフォーム床材等が好調も、売上高は前年比10.8%減
東リ(兵庫県伊丹市)は7月31日、2021年3月期第1四半期の決算を発表した。連結売上高は前年同期比10.8%減の182億2300万円、営業損失は4億8300万円、経常損失は3億5900万円、四半期純損失は2憶4500万円となった。
プロダクト事業は、外出自粛要請によりDIY需要の高まりから簡単リフォーム床材「LAYフローリング」や、住宅向けクッションフロア等が伸長。住宅向けタイルカーペット「ファブリックフロア」等も巣籠もり消費が進み売上高を伸ばした。しかし壁装材及びカーテンは、市場が低調に推移したことで売上高が伸び悩んだ。利益面では工場稼働低下による製造原価の上昇や物流費の増加等が影響し前年を下回り、売上高は前年比11.1%減の110憶4400万円、事業損失は1億700万円となった。
インテリア卸事業は小口需要の減少や工事の中断・延期が影響し低調。中国市場の経済活動停止による影響も大きく、売上高同8.5%減の119億2500万円、事業損失は7000万円となっている。

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