TDY、「十人十家」の訴求を強化

生活様式の変化に応えるプラン追加

TOTO（福岡県北九州市）、DAIKEN（大建工業、大阪府大阪市）、YKK AP（東京都千代田区）のTDY3社は、「十人十家（じゅうにんといえ）」を強く打ち出している。

衛生意識の高まりに応える「あんしんきれいでお出迎え」

十人十家とは、TDYによるライフスタイル提案。「実現したいライフスタイルは人それぞれで、10人いれば10通りの暮らしの想いがある」という考え方から世代や家族構成、趣味などに合わせて10のテーマを設定している。

今年の夏には、コロナ禍における住まいへの意識変化にも対応できるように、新たに5つのプランを追加した。例えば、衛生意識の高まりに応え、玄関に手洗器を置くなどした「あんしんきれいでお出迎え」やリモートワークができるように部屋の一角を仕切った「上手にオンオフ！おうちオフィス」などがある。

衛生意識の高まりに応える「あんしんきれいでお出迎え」

「壊れたから直すのではなく、こんな暮らしがしてみたいというイメージを描き、ポジティブな理由でリフォームに踏み出してもらいたい。憧れを抱くきっかけとなり、暮らしのイメージを膨らませるために十人十家を使っていただきたいです」とTDYアライアンス企画グループの安達正裕グループリーダー。

「モノだけでは心を動かされないので、コト提案をしていかなくてはいけないという思いがある工事店様からは共感していただいています。プランをCGで作ったり、一冊にまとめるのが難しいという会社さんは、そのまま十人十家のカタログをお客様に配るなどしてご活用いただいています」と語る。