塗り方によってニュアンスの違いが生まれる漆喰は、新築、リフォームに限らず、差別化提案商材として有効だ。機能性だけでなく、意匠性にも優れた人気の漆喰と漆喰関連の内装材を紹介する。
クローズアップ建材 漆喰
抗菌・消臭・耐火に優れた天然素材の漆喰。吸放湿性能や安全性などの優れた機能に関心が寄せられると同時に、海外の漆喰の取り扱いの増加によって、日本の伝統美とは異なる新たな漆喰の魅力も注目されている。
ヨーロッパおいては、古今問わず、漆喰が多く使用されてきた。日本の城や寺社仏閣で活用されているムラのない平滑な仕上げと異なり、仕上げも多種多様。まるで、アート作品のように漆喰の仕上げを楽しむ文化が育っている。これらの影響を受けて、日本国内での漆喰の使われ方も少しずつ変化してきている。
さらに、ビニルクロスとは異なり、光の反射が緩やかなのも漆喰の魅力の一つ。特に間接照明で照らすと、柔らかく温かみのある印象になり、空間に癒しを与える効果もある。細かなヒビや欠けができても、簡単な補修で目立たなくすることができる点も利点の一つだ。
- 滑らかで高級感のある表層を演出
- ESTUCO WALL[プロホーム・大台]
- 内装専用「エスタコウォール・インドア」は0.5mmの細骨材を使用しているため、きめが細かく仕上げ面がとても美しく仕上げることができ、施工性が高い。また。色粉によって調色可能なので、カラーバリエーションも豊富。2.3mmの塗り厚でクロスにはない高級感を演出することができる。

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