介護リフォーム大手のパナソニックエイジフリー(大阪府門真市・年商448億円)が、パナソニック本館でこのほど「P1グランプリ全国大会」を開催した。これは福祉と介護の知識を併せ持つ建築士が、プランニング力などを競うリフォーム事例の大会。毎年1回開催され、23回目を迎えた。
優勝した西村氏(右)と坂口社長
介護・総合リフォーム部門のグランプリは、西村直人氏による「明日へのダンクシュート」というプランだ。顧客は木造二階建てに暮らす夫婦で、夫が日常生活全般に介護が必要な状況だった。車いすで侵入不可だったトイレや、屋外の動線を変えて10回の段差の上り下りを1回に減らすなどして外出しやすくした。さらに趣味のバスケットボールを楽しめるようにと、庭を整備した。改修費は208万円。「介護状況のネガティブな思いに潰されそうなご夫婦が支え合い、前を向いて歩むためのお手伝いをさせていただきました」(西村氏)
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