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ヤマガタヤ産業、木粉50%以上含んだ左官材木の香りで作業効率向上

ヤマガタヤ産業、木粉50%以上含んだ左官材 木の香りで作業効率向上

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主原料に木粉を使用した左官材「Mokkun」を製造、販売しているのが、材木屋を営むヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)だ。

これは岐阜県東濃地方の桧を50%以上含んだ内装左官材。左官材でありながら木の香りがすること、木の持つ性能が発揮されることが最大の特徴だ。

ヤマガタヤ産業 リビングダイニングに塗った施工事例リビングダイニングに塗った施工事例

岐阜大学応用生物科学部長である光永徹教授のもと行った実験では、木の香りを嗅ぐことで作業効率や睡眠の質の向上、ストレス緩和などさまざまな効果が得られることがわかった。

特に能力や性格面を診断するクレペリン検査では、同製品を塗っている部屋は塗っていない部屋と比べ、作業効率が上がる結果となった。

カラーは、木の色味を生かした無垢と、顔料を追加した白の2種類。テクスチャーは粗い木粉が入ったチップと、目が細かいパウダーから選択できる。工務店などへの卸価格は1袋1kg入りで税別5000円~。1袋で約3平米施工可能だ。

「Mokkunは、東濃桧の端材を再活用したいという思いで開発しました。ロット数に決まりはありますが、ご当地Mokkunという名前で、各地域で出た端材を有効活用したオリジナル左官材の製作も承っています」(戦略企画室、鷲見亜希子氏)

ヤマガタヤ産業 戦略企画室 鷲見亜希子氏戦略企画室 鷲見亜希子氏

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