「窓から見える庭空間」をコンセプトに開口部や外構・エクステリアなどの設計・施工を手掛けるのがワイドアルミ(神奈川県横浜市)だ。窓や庭に関する提案を得意とし、近年では断熱リフォームにも注力している。
「窓ゼミ」「庭ゼミ」で需要喚起
断熱改修は年間300件
駐車場の上はベランダとして有効活用することができる
セミナー月1開催
同社のリフォーム売上高は4億5000万円。BtoC事業が8割、BtoB事業が2割。窓のリフォームが5割、庭のリフォームが5割を占める。平均単価は60万〜80万円。ターゲット層は50〜60代。
強みは窓のリフォームを検討する顧客に、窓から眺める庭のリフォームを提案すること。ある戸建て住宅の外構工事などを行った事例では、施工後、シンプルでモダンな空間を実現した。施主の悩みは外からの視線や、暑さや寒さ。LIXILの「プラスG Gフレーム」のクリエダークの色味に合わせてベランダに木調の目隠しフェンスを取り付け、視線を遮っている。新たに設置した駐車スペースの上は、ベランダとして有効活用することができる。窓や外構などの工事含めた施工費は約900万円。
顧客の窓や庭に対する悩みを解決したり、需要を喚起させたりするための手段が「窓ゼミ」と「庭ゼミ」だ。同セミナーは毎月1回開催しており、所要時間は1時間。1回あたり2組前後が参加する。

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