アイカ工業はメラミン化粧板、化粧ボードなど主要な化粧材の価格を改定すると発表した。
フェノールをはじめとする石化原料やポリエステル樹脂、電力・ガスなどの燃料費の値上がりなどが背景で、主要基材である合板の価格が、原木の供給不足、新興国需要の増加などを受け上昇している点も響いたもよう。同社は経費削減、生産性向上などの企業努力で対応してきたが、限界を超えるに至ったと説明している。
この6月3日出荷分より実施する。対象はメラミン化粧板がカラーシステムフィット、セルサス、ラビアンなど、化粧ボードがアイカポリ、カラーフィットポリ、ラビアンポリ、マーレスボードなど。メラミン化粧板で現設計価格を5%程度、化粧ボードで同10%程度、それぞれ値上げする。

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