水栓メーカー大手の三栄水栓製作所が大阪市内で4月24日に経営方針説明会を開催した。創業から60周年となる来期に向けての中期計画に基づいた経営方針を発表した。
当日の会場の様子
200名あまりの来場者を迎え、西岡利明社長が2012年度からの3ヵ年中期経営計画の進捗と今後の経営について説明を行った。同社の手薄な分野の商品ラインアップとブランドの拡充を中心に来年度売り上げ200億円の達成を目指す。
生産拠点の合理化や改善によって、よりコスト面でも性能面でも高い品質の水栓を供給できる生産体制の強化なども発表された。また、同社製品の品質向上に貢献する協力業者の表彰も行われ、多喜プラスチック、田中工業、岡本製作所の3社が品質改善優秀賞を受賞した。
「創業60周年を迎える2014年度をホップステップジャンプのジャンプアップイヤーとして200億円の売り上げ達成を目指します。ホップアップイヤーとした3ヵ年計画初年度の2012年度は目標をクリアし、186億円の売り上げを達成しています。感動を与えることのできるデザイン、品質の水栓を続けて提供していきたいと考えています」(西岡社長)

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