玄関や居室のドアは、壁紙や床材などと同様に自分好みのこだわりを表現できる重要な建材。昨今では、機能とデザインの両面を満たす洗練度の高いものが人気を集めている。
クローズアップ建材 内装ドア最新ガイド
開き戸や引き戸、吊り戸や折れ戸など、室内建具は色やデザイン、機能性など多種多様だ。各メーカーとも施主の希望に沿って提案している。
ドアの機能面で重要なのは「間仕切り」と「遮音」。トイレをはじめ、家族であっても互いの距離感や生活音は気になるものだ。日々の小さなストレスや無用な気遣いを避けるうえで、特に遮音性は重要であり、新築やリフォームの際にも決め手となることが多い。
デザイン性が人気のフルハイトドアは、木特有の反りが生まれない、框(かまち)組みなど、機能性を兼ね備えたものも出ている。また、リノベーション物件などで既製品のドアサイズから選べない場合、サイズオーダー可能なものが使われることも多い。
このように、昨今のラインナップは、機能面、デザイン面ともに幅広いニーズを想定し、バリエーションが豊富。それぞれの住まいにベストなものを選ぶとなると悩ましいが、同時にそれは楽しさでもあるだろう。

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