誰もが快適に、不自由なく過ごせる住まいにするためには何が必要だろうか。不便の解消だけでなく、心地よさにもこだわった建材をおすすめしたい。
クローズアップ建材 安心バリアフリー建材
住まいのバリアフリー改修においても補助金を活用できるケースが多くある。国が実施する「子育てグリーン住宅支援事業」では、トイレ、浴室、脱衣室や通路などに取り付ける手すりや床の段差を解消する工事のほか、開口部や躯体の断熱改修も含まれている。対象となる製品の基準など適用要件については別途確認が必要だが、障がいの有無や年齢を問わず、あらゆる人が快適に暮らすための設備改修を提案しやすくなっている。
バリアフリー改修で真っ先に頭に思い浮かぶのは、手すりの設置や段差の解消、床材の交換などだが、「あからさまな不便の解消」に留めるのではなく、プラスアルファの快適さを実現できるかがポイントになる。例えば、断熱材を高性能なものに交換すればトイレや洗面所でのヒートショックの防止につながるのはもちろん、充分な暖かさを感じられることで、心身ともに安心して過ごせる。こうした、安全で心豊かな暮らしが叶う建材に着目したい。

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