住設機器メーカーのLIXIL(東京都品川区)は、2023年3月からプロ向け情報発信コンテンツ「断熱リノベの匠」を強化している。地場工務店が同社の商品や工法「SW(スーパーウォール)工法リフォーム」などを活用した性能向上リノベーション事例を、ホームページで紹介。これまでに7回、事例を掲載している。新築が軸の工務店にリフォーム、断熱改修に興味を持ってもらうのが狙いだ。
新築以外のビジネスを後押し
初リノベでUA値0.49
断熱リノベの匠は、LIXILビジネス情報の中にある連載の1つ。地場工務店の手掛けた性能向上リノベーション事例を紹介する。同社の新築工法「SW(スーパーウォール)工法」を活用する工務店のなかで、性能向上リノベーションを「SW(スーパーウォール)工法リフォーム」で行った会社の施工事例とエピソードを交えて、ホームページで掲載する。
これまでに7つの施工事例を紹介。東京都や岡山県、三重県など、全国の会社を取り扱っており、いずれも中古戸建てのリノベーションだ。
直近で紹介したのが、三重県で新築を手掛ける舘建築(三重郡)の事例だ。同社初の性能向上リノベーション事例で、築43年、62.44坪の2階建て戸建て。断熱等級6相当となるUA値0.49(W/㎡K)、上部構造評点が耐震等級3の1.5を記録した。施工費用は約3000万円。
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