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600社が水まわりの最新商材を展示《米国リフォーム市場リポートvol.2》

600社が水まわりの最新商材を展示 《米国リフォーム市場リポートvol.2》

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~米国リフォーム市場リポート Vol.2~
キッチン・バス・インダストリー・ショー(KBIS)

 NAHB主催のインターナショナルビルダーズショー(IBS)と同時開催された全米キッチン・バス協会主催のキッチン・バス・インダストリー・ショー(KBIS)。今年は昨年に比べ、来場者が17%増加し、約5万人の来場があった。アメリカのキッチン・バス業界から最新商材が集結し、華やかな会場を構成した。同イベントの様子をリポートする。

KBISロゴ 全米キッチン・バス協会(以下NKBA)が主催するKBISは約5万平米の展示スペースに600社が出展。キッチン・バスのデザイナーを対象にした展示会。

 IBSに比べると、出展企業数は約半分の600社だが、展示ブースの規模は平均的に大手メーカーが多いこともあり、かなり大きいのが特徴。約5万平米の展示スペースに各社が最新商材を展示していた。

最も大規模なブースを構えていたコーラー社の展示最も大規模なブースを構えていたコーラー社の展示。グリーンを展示に取り入れ、新たなスタイルの提案を行っていた

リンナイ・アメリカのブースリンナイ・アメリカのブース。同社はアメリカガス協会のブースにも出展していた

 日本企業の出展も多く、TOTOやLIXIL傘下のグローエ、アメリカンスタンダード、リンナイのアメリカ法人やスガツネ工業などが出展していた。TOTOブースでは、トルネード洗浄や多様なシャワー水流などの技術力の高さを打ち出し、デザインを強くPRする他社ブースとは異なったスタイルで、来場者の注目を集めていた。

TOTOのブースTOTOのブースではジャイロストリーム、エアロ-ジェット+、カスケードなどの豊富なシャワー水流を実際に目で見ることができる展示が耳目を集めていた

LIXIL傘下のグローエのブースLIXIL傘下のグローエのブース

市場動向やデザイントレンドなどの情報発信も盛ん

キッチン・バス市場動向発表会場の様子キッチン・バス市場動向発表会場の様子。約300人のプロユーザーが詰めかけた

 主催団体のKBISでは会期中に最新の市場動向や、キッチンとバスのデザイントレンドの発表などを行い、最新の情報を業界に向けて発信していた。市場動向リポートでは経済面での見通しや消費者動向など様々な切り口でKBISの調査内容を紹介。オブザーバーの有識者などがそれぞれの専門分野で最新動向についてスピーチした。

 デザイントレンドではキッチンとバスの最新トレンドをそれぞれ10のポイントとして挙げた。実際にキッチンとバスの提案を行っている3人のトップデザイナーがそれぞれのトレンドと私見を発表。この発表はマスコミを対象に行われた。(この発表内容については次回以降のリポートで詳細にお伝えする)

キッチン・バストレンドの発表の様子キッチン・バストレンドの発表の様子。東海岸、西海岸、中西部を拠点に活動するトップデザイナーがトレンドについての意見などを活発に交換した

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