植物で癒やしの事務所「グリーンリノベ」のすすめ
自然豊かな場で働こう。日比谷花壇(東京都港区)はオフィス内を緑化するというリフォームサービス、「niwa office 二ワークスタイル」を提供している。企業オフィス内に積極的に植物を取り入れ、従来のオフィスとは全く異なる新しい働く場を提案する。
日比谷花壇の「二ワークスタイル」オフィスのエントランス。まるで森の中
通路の壁面も緑化
開放と集中
「まるで公園で仕事をしているような、自然を体感できるオフィスを作っていきたい」。同社で空間演出を手掛ける芹田博幸氏。
実際にその自然豊かなオフィスは本社三階にある。「COTO no BAPROJECT」という名称で3つの特徴的なスペースを用意。
例えば「開放の場」は植物で空間を仕切るという「sudare(すだれ)」を設置。また、「集中の場」には座して植物を眺められるスペース「tsukimi(つきみ)」を作った。また、壁や床、テーブルの上など、所々に植物をレイアウトしており、自然豊かなオフィス空間となっている。ここは実際に同社の打ち合わせスペースとしても使われている。
植物で「すだれ」を作った
打ち合わせなどを行うスペース。テーブルの上などあらゆる場所に植物をレイアウト
さらに音にもこだわる。JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント(東京都渋谷区)が開発するハイレゾ音響サービス「KooNe(クーネ)」を導入。これは実際の森の中の高周波を収録したもので、オフィス環境を森の中のような自然界に近づける。

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