・東京ロケットが、工事発注者と職人を手軽に繋ぐアプリを開発
・社長が現場に精通していることを競争優位とし、利用者増を図る
・建設業界のUberと評されるように、ブラッシュアップを続ける
工事受発注、スマホで完結
職人がスマホで仕事を見つけ、工事発注者もスマホで職人を募集する―――。そんな時代の到来が、現実味を帯びてきた。このようなサービスを2017年11月末からスタートさせたのが、ベンチャー企業の東京ロケット(東京都渋谷区)。建設業界の職人不足を解消する手段として、業界内外から注目を浴びるサービスとは?
「助太刀くん」の操作画面。
文字入力の手間を極力省き、プルダウンメニューから職種や居住地を選択すればいいように設計されている
職人でも簡単にこだわる
同社が開発したスマホアプリが「助太刀くん」。キャッチーな名称もさることながら、開発にあたって誰でも使える簡単操作にこだわっている。
まず工事を受注したい職人はアプリ上で登録をする必要があるが、自分の「職種」と「居住地」を入力するだけ。入力作業も、職種は約70種類、居住地は47都道府県から選択するだけなので、自分で文字を入力する必要はほとんどない。

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