・デコラボは、塗装だけでリアリティーのある立体感を表現
・和歌山県に25頭の「泊まれるパンダ」、デコラボがデザイン
・細かいディティールや影の表現により、まるで立体であるかのように見える
アートワークといわれるデザイン塗装を手がけるのがデコラボ(神奈川県川崎市)だ。塗装だけでリアリティーのある立体感を表現し、ペイントの持つ幅広い可能性を見せている。
全体イメージ
予約困難の人気ぶりに
和歌山県・南紀白浜に25頭の「泊まれるパンダ」がいる―。ドーム型リゾートホテル「とれとれヴィレッジ」内の「パンダヴィレッジ」だ。直径7メートルのパンダドームが密集し、佐々木智美社長は「全体の風景が楽しい」と話す。デザインは、南紀白浜のパンダをモチーフに紀州の特産物などと組み合わせ、ペイントで立体感を表現している点が特徴だ。
直径7メートルのパンダドームが25頭密集。南紀白浜のパンダと特産物がコンセプト。
もともとは白いドームだった
例えば、和歌山の特産物であるみかんをイメージした「みかぱん」には、みかんの皮がめくれているという遊び心が光る。めくれた皮は立体的に見えるが、ペイントだけで表現したものだ。

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