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【住宅リフォーム売上ランキング2019】積水ハウス、2期連続増収で5連覇

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【住宅リフォーム売上ランキング2019】積水ハウス、2期連続増収で5連覇

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住宅リフォーム売上ランキング2019 バナー

1378号1面紙面 住宅リフォーム売上ランキング2019日本で最もリフォームを売り上げる企業は積水ハウスグループ(大阪府大阪市)。本紙編集部はリフォーム事業を行う企業を売上高順にランキング化し、結果を「住宅リフォーム売上ランキング2019」としてまとめた。積水ハウスは初の1400億円台の売り上げを記録し、5年連続で1位。1位~8位までは前回と同じだが、前回10位だった家電量販店のエディオン(大阪府大阪市)が9位に上がった。

エディオン、三井不動産抜く

積水ハウスは売上高3%増の1414億円となった。同社はリフォーム事業開始以来常に右肩上がりの成長を続けてきたが、2016年度に減収となり、業績が低迷していた。その後2期連続増収で、今回史上初の1400億円突破となった。

住宅リフォーム売上ランキング2019 1位

2位は住友不動産(東京都新宿区)。2%増収の1243億円となった。2013年度に過去最高売上を記録して以来、伸び悩んでいたが今回で2期連続増収と復調の兆しが見られる。「新築そっくりさん」の受注が前年比1000棟強増え、年間1万449棟の受注に成功しており、今期も増収が期待できる。

3位は大和ハウスグループ(大阪府大阪市)。3%増収の1145億円と確実に伸びてはいるものの、以前に比べると伸び率は鈍化してきた。ただ、2位の住友とは100億円差と、逆転できる位置に付けてきた。リフォーム人員は国内最大の2865人とマンパワーでは他社に負けない体制がある。

住宅リフォーム売上ランキング2019 2~3位

4位は積水化学工業(東京都港区)。売上高は950億円。数年前まで1000億円を超えトップ3位の常連だったが、2016年度から900億円台に転落。その後横ばいで推移している。蓄電池などの新商材提案で単価アップを推進する方針。

5位は住友林業(東京都千代田区)。前年比6%増の703億円と伸び幅は大きかった。売上高の48%がOB以外の新規顧客である点が強み。2021年度にリフォーム売上高1000億円を狙う。

6位はミサワホーム(東京都新宿区)。1%増収の671億円だった。同社は全国175拠点の幅広いネットワークが他社にない強み。だが、近年は大きく売り上げを伸ばせないでいる。

住宅リフォーム売上ランキング2019 4~6位

7位は旭化成リフォーム(東京都千代田区)。2018年度決算は5%増の583億円となった。外装・防水工事依存から、内装、設備・建材のリニューアルなど「室内」の改装受注を強化している。

8位はパナソニックホームズ(大阪府豊中市)。伸び率はほぼ横ばいの524億円で着地。パナソニックグループではリフォームのコマーシャルなどを積極展開しているものの、ホームズ社の売り上げにはなかなか結びついていない。

9位は前回10位からランクアップしたエディオン。前年比110%の482億円となった。過去最高。外壁塗装リフォームなど新商材を拡充した。今後、エコキュートやIHクッキングヒーターの買い替え需要を狙う。
 
 10位は三井不動産(大阪府大阪市)。前年比5%減の467億円。2015年度に532億円と過去最高を記録したものの、その後は3期連続減収となっている。工事件数の伸び悩みに加えて、平均単価も上がっていない。

住宅リフォーム売上ランキング2019 7~10位

[数字の見方]
①リフォーム売上高対前年比(%) ②リフォーム年間工事件数(件) ③リフォーム拠点数(店) ④リフォーム社員数(人) ⑤リフォーム営業社員数は(人) ⑥OBと新規客の割合(リフォーム売上ベース)⑦OBと新規客の割合(工事件数ベース) ⑧粗利率(%) ⑨営業利益率(%) ⑩会社全体売上高(億円)

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