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「マンションリフォームマネジャー試験」合格率25.3%の試験問題にチャレンジ!

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「マンションリフォームマネジャー試験」合格率25.3%の試験問題にチャレンジ!

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マンションリフォームマネジャー試験第28回(2019年度)マンションリフォームマネジャー試験学科試験問題
主催:(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 マンションリフォームマネジャー第28回試験が昨年10月6日に全国5都市で実施された。マンションリフォームのニーズ増加に伴い、専門知識を持つ者が求められている。本試験に合格すると、マンションリフォーム・リノベーションなどの仕事の領域を広げることができる。これまでの試験合格者は、延べ10,619人。平成30年度の試験合格者は92名。合格率は25.3%。学科と設計製図の試験があり、学科は50問中30問正解が合格の目安。今回実施された学科試験問題の一部を紹介するので次回(2020年10月第1日曜日を予定)に向けて挑戦してみよう。


【問題1】日本における集合住宅の歴史に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.第二次世界大戦以前のRC造の集合住宅として、お茶の水文化アパートメントが挙げられる。
2.長崎県端島(軍艦島)では、日本最初のRC造7階建ての集合住宅が炭坑労働者向け社宅として建設された。
3.公団住宅は、公営住宅標準設計51C型で採用されたダイニングキッチンを取り入れて、nLDKと呼ばれる間取りをとるようになった。
4.同潤会アパートは、いわゆる分譲マンションの最初のものであり、その特徴のひとつとして核家族のための住宅を大量に供給した点が挙げられる。


【問題2】マンション住棟形式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.メゾネット住戸にすることには共用廊下の面積を減らすメリットがあり、各住戸の面積もフラット型に比べて小さくすることができる。
2.階段室型は、1960年代までの初期集合住宅においては、中低層のほとんどの事例で用いられた。
3.ツインコリドール型は、共用廊下の面積が普通の中廊下型より増えるが、エレベーター数を通常の片廊下型より減らすことができる。
4.タワー型は、近年急増している超高層マンションで用いられる住棟形式であり、エレベーター、階段、パイプシャフトなどをコアとしてまとめて配置したものが多い。


【問題3】マンションの給湯設備の変遷に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.1960年代半ばごろ、自然排気方式のBF風呂釜に替わり、外壁に開けた給排気口で燃焼用空気と排気ガスを交換するCF風呂釜が登場したことにより、浴室の安全性は飛躍的に高まった。
2.1970年代半ばごろ、号数の大きな給湯機が普及したことにより、浴室専用の風呂釜はなくなり、セントラル給湯によって風呂に湯張りする給湯落し込み方式に替わってきた。
3.2000年代に入り、CO2自然冷媒を利用した、高効率のヒートポンプ式給湯機「エコキュート」が開発された。
4.最近では、各住戸においてガスで発電し、その際発生する熱で給湯する「燃料電池式エネファーム」が登場した。


【問題4】住宅に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.マンションリフォームでは、戸建て住宅に比べて、共用部分となるパイプシャフトの位置や排水管の長さ(勾配)の関係で、便所や浴室などの位置が平面計画上の制約を受ける。
2.近年の生涯未婚率の増加、離婚や再婚の増加などにより、標準世帯とされた「夫婦と子ども」世帯は著しく減少した一方で、高齢者世帯や単独世帯が増加している。
3.近年では、多様なライフスタイルに対応した住戸が一般的に見られるようになり、屋外生活を楽しみたいというニーズから、上層階の住戸でも広いテラスを設けた住戸がある。
4.家庭内での家電製品の電力消費割合では、照明器具が全体の1/3を占めている。

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