長引くコロナ禍で、施主一人一人の顧客満足度を高め「生涯顧客化」を図ることが重要となってくる。目に見える感染防止策だけでなく、心から施主に安心・安全と感じてもらう現場環境づくりや実践的な対策が求められる中、リビングサーラでは、ここ数年で、顧客満足度を飛躍的に向上させている。施工監理統括者の船橋勇作氏と現場管理担当者の老田尚弘氏に聞いた。
施工監理統括者 船橋勇作氏(左) 現場管理担当者 老田尚弘氏(右)
顧客満足度10%アップに成功
リビングサーラ(愛知県豊橋市)では、4~5年と直近の1~2年を比べると顧客満足度が約10%向上している。理由の一つとして、完工後の品質保証が挙げられる。これが顧客の安心感につながっている。その担保としているのが、作業過程の記録画像だ。はじめは専用の書類を別作業で作成していたが、3年前より施工管理システムのANDPADを導入。同システムの写真管理・資料管理の機能を活用することで個別に書類作成をしなくても、日々の作業工程の一環で行う撮影記録さえしっかり管理すれば済むようになり、時間も短縮。生産性も高まった。
写真や資料をチャット機能を活用してすぐに共有、いつでもどこでも、誰でも簡単に確認できるようになった
「現場には一度に多くの人が出入りできないので、工程管理のためにしっかり写真を撮影してもらい情報共有に努めています。お客様にも事前にANDPADを使って現場管理する旨を伝えていました」(船橋氏)
「職人さんにコロナ関係の最新情報を伝えるとともに、体調管理の報告にもチャット機能を使っています」(老田氏)
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