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LIXILグループ、2021年3月期第1四半期決算

LIXILグループ、2021年3月期第1四半期決算

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赤字に転落も⽞関⽤収納網⼾や宅配ボックスなどニューノーマル対応商品が伸長

リフォーム産業新聞イメージ画像14_決算LIXILグループ(東京都千代田区)は8月6日、2021年3月期第1四半期の決算(国際会計基準)を発表した。連結売上収益は前年同期比14.6%減の3104億5800万円、事業損失は26億3300万円、四半期損失37億円となった。

ウォーターテクノロジー事業は、海外はコロナ影響により減収となるも6⽉以降アメリカと欧州で回復したが、⽇本は新設着⼯減とコロナ影響もあり、売上高は同16%減の1655億円、事業利益は同78%減の30億円となった。

ハウジングテクノロジー事業は、国内需要環境の悪化などから、売上高は同14%減の1173億円、事業利益は同30%減の52億円。ただし商品別では、玄関用収納網戸が前年比80%増、宅配ボックスが同70%増、リフォーム用シャッターが同40%増と伸長した。

ビルディングテクノロジー事業は、オリンピック需要の収束による需要減などから、売上高は同11%減の213億円、事業損失は9億円。

住宅・サービス事業等は、消費増税前の駆け込みからの反動で、売上高は同14%減の113億円、事業利益は同53%減4億円となった。

また同社は、子会社のLIXILビバを11月に566億円で売却し、その売却益を約200億円と見込んでいる。
2021年3 月期については、連結売上収益は同10.9%減の1兆3500億円、事業利益は同52.2%減の250億円を見込んでいる。

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