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「新規顧客」リフォーム売上ランキング、1位は1121億円の住友不動産

「新規顧客」リフォーム売上ランキング、1位は1121億円の住友不動産

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ニッカ、リノベるがベスト10入り

OB顧客からのリピートを軸とするリフォーム事業者が多い中、「新規顧客開拓」力の強い企業はどこか。本紙編集部ではリフォーム事業者の売り上げの内、新規顧客から売り上げている額を独自に調査し、額が大きい順にランキング化した。1位となったのは住友不動産。上位はハウスメーカー系が多いが、ニッカホームやリノベるなど独立系のリフォーム専業企業もベスト10入りした。

新規顧客リフォーム売上高ランキング(1~10位)新規顧客リフォーム売上高ランキング(1~10位)

住友林業が2位

住友不動産はリフォーム売上高1246億円の内、9割が新規顧客だ。新規顧客が多い理由は、平均単価1000万円を超える全面改装商品「新築そっくりさん」を、新規顧客に対して提案していくというビジネスモデルのため。「ハウスメーカーのようなメンテナンスとは異なる戦略です。年間1万棟ある現場で、見学会を実施し、イメージの確認をしてもらっていることも新規顧客の売り上げが多い理由です」(同社)

2位は住友林業。ハウスメーカーの大半は売り上げの6割以上をOBで占める場合が多いが、同社はOBが49%で、新規が51%とわずかに新規が多い。理由は他のオリジナルの工法を採用するプレハブ系メーカーとは違い、新築のメインが木造住宅であること。自社オーナー以外の在来木造住宅に対して積極的な営業を行うことで新規売り上げを伸ばしている。

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