新型コロナをきっかけにリフォーム業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいる。ITツールを活用し、現場管理や、見積もりを遠隔から行う取り組みを進め、ビジネスモデルの変革を狙う事業者が増えてきた。リフォーム業=労働集約型という構図から転換できるか、注目が集まる。
CoLifeでは改修したい箇所を撮影すれば見積もりを作れるサービスを開始
画像で屋根のサイズを自動算出
年間5000件ほどのメンテナンス系リフォームを手掛けるCoLife(東京都中央区)はオンラインでの画像のやり取りで現調を行うリモート調査、見積もりサービス「iecon check(イエコンチェック)」を開始した。
消費者はウェブサイトもしくはアプリの案内に沿って修繕をしてほしい住設機器の写真を数枚撮影して送付すれば、見積もりが届くというもの。例えばキッチン水栓の改修であれば水栓正面画像、品番記載シール、シンク下の3つの撮影を依頼。撮影の仕方も「シンク下は排水管が見えるようにしてほしい」といったように具体的に説明。同社では見積もりを作る上で必要な要素を画像で送ってもらうことで現地調査をなくす。
9月時点で対応できるリフォームはキッチン水栓のほか浴室水栓、 ガスコンロ、IHクッキングヒーター、食器洗い乾燥機、浴室換気暖房乾燥機、洗濯機防水パン、換気口交換の8つ。
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