中途社員の業務品質向上に一役自
いきなりITの整備といっても、何から取り組めばよいかも正直分からないし、うまくいくかどうか分からないと、一歩を踏み出せない経営者も多いだろう。石友リフォームサービス(富山県高岡市)は、会社の仕組みとしてITを活用していくことで、社内で抱えていた問題をクリアすることができた。同社工事部長の篠田剛氏に話を聞いた。
左側:工程表画像 工程進捗確認などの打ち合わせ時も新しく資料を用意する必要がなくペーパーレス、ロスタイムレスに
右側:一次検査画像 自主点検時に活用し工事品質向上につなげている
主点検に活用 工事品質を高水準に、将来的には基幹システムとの連携も
石友リフォームサービスは、木造注文住宅を手掛ける石友ホームのグループ会社だ。同社は平成10年にリフォーム専門会社として設立。富山・金沢・福井で13店、埼玉に2店、合計15店の多店舗展開を図っており、北陸エリアでリフォーム売上ナンバー1を誇る。
平成26年に、当時台頭していた家電量販店やホームセンターへの対抗戦略の1つとして水まわり設備の交換をメインとしたオンリーワンリフォーム石友と、新築も含めたグループ会社内の工事の受け皿として、社員の多能工職人で構成された北陸住宅施工を立ち上げ、品質向上に努めている。社員数も石友リフォームサービスは173人、オンリーワンリフォーム石友は27人、北陸住宅施工は18人の大所帯だ。
「オンリーワンリフォーム立ち上げ当初は、お客様が相談しやすいように石友とは別ブランドにし、新機軸として展開していましたが、そのうち石友ホームグループの会社いうことが自然と知られるようになり、オンリーワンの方でも設備交換だけでなく、技術を伴う木工事などを含む案件が増えてきました。結果、効果に繋がったのですが...」(篠田剛工事部長)
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