ドミナント戦略で2億5000万円
2017年に設立した新進気鋭のリフォーム会社が、大阪府にある。それがMINE(大阪市)だ。一昨年に2店舗目のショールームを出店し、今年1月には外壁専門店をオープン。自社ブランド「まいりほ」を計3店舗展開する。売上高も前期は2億5000万円と、3億円間近。激戦区・大阪で伸びている理由は何だろうか。
【リポート/編集部 高田遥介】
東成店のトイレは入口付近に並べ、比較しやすい
契約率、50→70%に
同社は年300件のリフォームを手掛け、トイレ工事が最も多い。対応エリアは大阪市の東側から東大阪市一部で、世帯数は約40万。近所にはコーナン商事(同大阪市)やCONY JAPAN(同大阪市)など、有力リフォーム店も多い地域だ。
「競合会社のいる地域に出店することで、相見積もりでも営業でも負けない組織造りを強化したいと考えています」と、三根正樹社長は語る。その上で、まずインパクトを残す店舗設計を行う。
同社の店舗外観は、黄色い看板に「リフォーム&増改築」と黒字で大きく書かれている。店内を見ると、水まわり商品を中心に最大26台設置。例えばキッチンはクリナップのラクエラ、トクラスのBb、などだ。価格帯は30万円台から100万円台近くまでと、豊富な品ぞろえである。

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