鳥取県を地盤に前期、リフォーム売上高7億円を記録したのがマツワ(鳥取市)だ。月20万枚のチラシと180坪ショールームで集客し、知名度を上げてきた。さらに今年3月にYKK APとコラボレーションし、中古戸建てのリノベーションモデルハウスをオープン。同社の取り組みをリポートする。
【リポート/編集部高田遥介】
チラシでリフォームを訴求し、店舗へとつなげるビジネスモデル
47台展示のショールーム
同社のリフォーム事業で特筆すべきは、ダントツのチラシ枚数だ。
現在、新聞折り込みチラシを月18万~20万枚まいており、集客はこのチラシ1本。同じエリアに月3回にわけてまき、反響が高いエリアには月4、5回まくことも。加えて新築事業でも別のチラシをまいており、集合住宅用にはポスティングする。
合計すれば月25万枚前後になる計算だ。これを数十年間続けていることで、同社の知名度は上がっている。反響率も高く、リフォームのチラシは平均して1500分の1から2000分の1を記録する。
「チラシは大きさをわけており、B3版とB4版があります。B3版は会社全体のことを伝える内容で、新築、不動産などを書いています。一方B4版は水まわりを中心に、ショールームに設置した商品を掲載しています」(松岡力也社長)

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