リフォーム業界の実態を明らかにする企画。今回のテーマは「ショールーム活用」の3回目。各社どのように工夫しているのか、6社に調査した。
100枚のアンケート展示で好印象へ
今年6月にショールームをリニューアルし、LDKスペースを設置した
アクティブエナジー(奈良県奈良市)は、リフォーム専門店「イーライフ」のショールームを2店舗、中古住宅専門店「ならスマ」のショールームを2店舗展開している。
例えば、「イーライフ香芝・葛城ショールーム」の広さは約50坪。家賃は月額約40万円。ショールームではトイレ9台、キッチン9台、バス5セット、洗面化粧台4台を展示している。メーカーはLIXIL、トクラス、パナソニック、タカラスタンダードなどさまざまだ。例えば、キッチンはVスタイル、シエラ、ラクエラ、ラクシーナ、スタイリッシュBb、アレスタ、ステディア、Lクラス、リシェルSIなどが並ぶ。
また、今年6月のリニューアル時に約10~15坪のLDKスペースを設置した。狙いは単価アップだ。住宅不動産本部の竹原渉執行役員本部長は「1000万円クラスの改修はリニューアル前にはあまりありませんでしたが、リニューアルしてから2件受注しました」と話す。また、数百万円クラスの改修依頼も増えてきているという。

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